マニプールがかつて独立した王国だった時の宮殿カングラフォートを観光してきた話。
今はインパール市内一番の観光スポットになっている。
今回筆者がカングラフォートに行ってきた感想や観光におすすめのシーズン&観光する際の見どころをご紹介。
カングラフォートとは
そもそもカングラフォートとは、、、
- マニプール観光で最も有名なスポット
- インド共和国になる前の西暦33年から存続するというかつての王国の宮殿
- 敷地内にはヒンドゥー教寺院、博物館、ポログラウンド、バラ園、スポーツ複合施設がある
時期になるとポログラウンドでポロの試合が開催されることもあるらしい。
園内をレンタル自転車や電動カートで回ることもできる。
カングラフォートへのアクセス
外国人が泊まれる主要なホテルはカングラフォートの繁華街に集中しているので、たいていは徒歩で行くことができる。
少し遠い場合はオートリクシャを使って行く方法がおすすめ。
有名な場所なのでカングラフォートといえばドライバーは全員わかってくれる。
ちなみに2日間でマニプールを観光する際のおすすめモデルコースはこちら。
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カングラフォートのおすすめの観光シーズン
基本的にはいつでもOK。
でも敷地内にはバラ園などがあり、春頃のバラの開花時期に訪問できれば一層綺麗なカングラフォートを観光できるはず。
他にも10月や11月の秋頃にはマニプール州最大のイベント”サンガイフェスティバル”が開催されるので、その時期になるとカングラフォートでも何かしらのイベントが開かれる。
カングラフォートへ
これがカングラフォートの正門。
ここでチケットを購入。外国人は100ルピー(約180円)。
入るとすぐ右手に案内カウンター兼スーベニアショップがある。
ここから電動カートに乗ってカングラフォートの中を見て回ることができる。
そこから先に行く時にはセキュリティチェックを受ける。
と言ってもチケットの確認とバッグの中身の確認だけ。
警備服を着ているけれど優しいローカルのアンクルやアンティがのんびりしている。
正面には宮殿の顔、Kangla Shaと呼ばれる動物のような形の像が2つ並んでいる。
Shaとはマニプリ語で動物のこと。これはドラゴンの像とされている。
カングラフォートの中は驚くほど静か、インパールの中心部にいることを忘れてしまうほど。
インドの喧騒に疲れてのんびり散歩したい人にはぴったりの場所かも。
バラ園のそばにあった敷地内の小さなお店でマニプールのストリートフードであるボラを食べながら休憩。
カングラフォートの周囲を囲んでいる堀では漕艇(カッター)ボートの競技が行われる。
ちなみに、カングラフォートの敷地内ではウォーターサーバーが設置されているのでいつでも給水ができて安心!
ただしコップが使い回しなので心の準備が必要。
コロナ禍でも生き残ったこのコップ使い回しシステム、、恐るべし、、、、
サーバーから出てくる水にも気をつけてほしい。
紹介しておいてこんなこと言うのもアレかもしれないけど、旅行者がここの水を飲むのはおすすめしない。
カングラフォート観光 まとめ
今回はマニプール市内で一番有名な観光スポットであるカングラフォートを紹介した。
意外に滞在時間は短く、全てを見て回っても30分くらいで終わるかも。
筆者個人としてはロクタクレイクの方が観光としてはおすすめ。
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インパール市内の近場で少しだけサクッと観光したいという時にはちょうどいい場所。
カングラフォートを訪問した後にはインパール市内のカフェでご飯というのがおすすめ。
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