マニプール旅行に欠かせない移動手段オート(Auto)を3分でわかりやすく解説。そもそもオート(Auto)とは、その乗り方や料金、乗る際の注意点などを詳しく解説。
これを読めばマニプール旅行でオートを使いこなせるようになること間違いなし。
オート(Auto)とは
インドで一般的にオートといえば、前部に運転席、後部に乗客用のシートがあり、上にカバーが付いたオープンな三輪車。オートリクシャ(Auto-rickshaw)を略してオート。
インドの多くの場所と同様に、オートはマニプールでも最も手頃な価格で広く使用されている交通手段。
コロナによる経済不況の影響を受けてオートの最低運賃は Rs 10 から Rs 20-30 に引き上げられたものの、今でもインパール市内を移動するための最も安価な方法であり、ここの膨大な人口にとって最も簡単かつ欠かせない交通手段。
ツーリストにとっても手軽?に利用できる移動手段だ。というよりもほぼオート一択になるだろう。
Uberアプリで呼べるのはバイクタクシーのみ、他の配車アプリもサービスエリア外で使えない。
オートは3種類
マニプール州インパールのオート(Auto)は大きく分けて3 種類。
ガソリン車は4人乗り、ディーゼル車は6人乗り。しかしほとんどの場合11 人以上の人がいることに驚くかもしれないが、ここでは普通のこと。
これがディーゼル車のオート
こちらはガソリン車のオート
ディーゼル車は後ろもオープンになっているのに対し、ガソリン車の方は幌張りになっている。
あとガソリン車オートの方が一回り小さい、音も振動も少なくて人気。
これとは別に、急いでいないときに乗るのが楽しい電動オートもある。
種類によって乗り心地や料金が変わってくるので、必要に応じてうまく使いこなしてほしい。
どうやってオート(Auto)に乗るの?
マニプール州インパールではどこでもオート(Auto)に乗りますが、すべてのオートの最終目的地はかの有名なイマ・マーケット(Ima Market)。ここを中心としてオートが行き来している。
行き先はすべてのオート(Auto)のフロントガラスの上の方を見ればOK。
写真のオートはKHUMAN LAMPAK - GM HALL行き。
行き先が書かれていないオートは貸切オート(Hired Auto)いわばタクシーと同じなので、希望した場所に行ってくれるものの料金が高くなってしまう。
貸切(RESERVE)と書いてあるオートもある。
行き先が決まっているオートに乗る場合、場所によってはオートを乗り換える必要があるので、行き先の名前をチェックしてオートに書かれた地名を確認しながら気長に待ち、手を振って止めるだけです。これで初めてのオートライドの準備は完璧!
イマ・マーケット(Ima Market)はどの目的地からもそれほど遠くない場所にある。
イマ・マーケット(Ima Market)周辺には4つの異なる駐車場がある。
・ナガマパル駐車場 (Nagamapal)
・ポログラウンド(駐車場) (Polo ground)
・サムマホン駐車場 (Samu makhong)
・ウリポック駐車場 (Uripok)
この中で最も大きいのがナガマパル(nagamapal)駐車場。
それぞれの駐車場から出ている行き先を簡単にまとめたのがこちら。。。
駐車場 | 主な行き先 |
ナガマパル(Nagamapal) | Khuyathong、Thangmeiband、Khongnang Karak、Chingmeirong、Mantripukhri、Koirengei、RIMS etc... |
ポログラウンド(Polo ground) | DC Porompat、JNIMS、Checkon、Moirangkhom、Singjamei、Manipur University、Canchipur etc... |
サムマホン(Samu makhong) | Keishampat, Ghari, Imphal Airport etc... |
ウリポック(Uripok) | Naoremthong、Iroisemba、Zoo、Langol、Game Village etc... |
やってみるとそんなに難しいことはない、、はず。目的地の名前、オートの止め方、降りる場所を知っていれば全てOK!
オートの料金
インパールの自動車は距離や時間に応じて少しづつ課金されるメーター制ではない。
目的地までの距離にもるものの、市内を走る行き先の決まったオートであれば、片道で 1 人あたり最大 30 Rs (約55円) 。距離が短い場合20Rs が最小値。
目的地のすぐ近くまでを予約またはレンタルした場合、少し高くなる 。
オートに乗る際の注意点
オートに乗る際の注意点は以下の3つ。
- 乗車前に料金を確認
- 移動中はGoogleマップなどで経路を確認
- 乗車時も持ち物をしっかりと持っておく
料金を乗る前に必ず確認しよう。ほとんどのドライバーは外国人旅行者に親切だが、たまに高額の料金をふっかけられることもある。
それを防ぐための一つの方法は、複数台のオートのドライバーに料金を確認してみよう。めんどくさいかもしれないが旅行中に嫌な思いをしないためにもおすすめしたい。貸切オートを利用する際には値段の交渉もできる。
また、オートはすべてオープンカーなので後ろ、左右両側の3方向は窓がなく開けっぱなし。
マニプールの風を浴びながら車の隙間を縫うように駆け抜けるのもマニプール観光(いやインド観光)の醍醐味ではあるが、普通に危ないので身を乗り出さないのはもちろん乗車中は自分の所持品もきちんと持っておくようにしよう。
何かを落としたら無事には帰ってこないだろうから。。。
オート まとめ
今回はマニプール観光で欠かせないオート(Auto)の乗り方、料金、注意点などをご紹介した。
まとめると・・・
- オートは公共交通機関の中で最も好まれ、最も簡単かつ低コストな選択肢
- 市内の短い距離を移動したい、1 台の車に仲間がみんな乗れない時におすすめ
- オートは低速で小型のため、重大な事故は発生しにくい
マニプールでオートを使いこなして、お得にマニプール探索を楽しんでほしい。