海外保険用に筆者がいつも携帯しているクレジットカード”EPOS(エポス)ゴールドカード”についてご紹介。
筆者もクレジットカードを15枚以上持っているが、海外保険が付帯している年会費無料(条件付き)のクレジットカードではエポスゴールドカードが断然オススメ。
このエポスゴールドカード、誰でも1枚持っておいけば絶対損はしない。おすすめする理由とエポスカードを申請する際の注意点をご説明。
さらに最近EPOSゴールドは保険の適応条件が見直されたので、その辺りも解説。
ちなみに今回はエポスゴールドのPRではなく単なる旅行者としてのお役立ち情報を共有しようと思っただけ。
海外保険付帯クレジットとは
クレジットカードは現地の通貨が手に入らない時などに決済ができるのでとても便利。
現地で利用されている電子マネーもネットを通してクレジットでチャージできるところもある。(インドではできないけど)
こんな風に海外旅行などでもよく利用されることから、クレジットカード会社はサービスの1つとして海外保険をクレジットに付帯するようになった。
今となっては旅行や出張で海外渡航する時に海外保険は無くてはならない存在。
日本とは全く勝手が異なる海外、有事の際に保険があるか無いかで結果は雲泥の差になってしまう。
国によっては入国の際に有効な保険に加入していることが条件としている国もある。
特にコロナ禍で、渡航条件の中に海外保険加入が条件になる国が多くなった。
今回は筆者が持っている海外保険付帯クレジットの中でも特におすすめのエポスクレジットカードをご紹介。
エポスゴールドのメリット
エポスゴールドクレジットのメリットをご紹介。今回は主に”海外旅行者目線”でメリットを挙げてみた。
保険の補償限度額が高い
エポスゴールドクレジットは付帯している海外旅行保険の限度額が高い。
これはクレジット業界でも有名な話。海外旅行者でエポスカードを申し込むという人がとっても多い。
ちなみに通常のEPOSクレジットカードの上限額も高い、こんな感じ。
保険の種類 | エポスクレジット | エポスゴールドクレジット |
障害治療費用 | 200万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 300万円 |
障害死亡・後遺障害 | 3000万円 | 5000万円 |
賠償責任(免責なし) | 3000万円 | 5000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 100万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円 | 50万円 |
この中で特に大切なのは「障害治療費用」と「疾病治療費用」。
一般的な年会費無料のカードであれば、海外保険で最も重要な「障害治療費用」と「疾病治療費用」が大体100万か良くても150万くらい。
海外になるとこの上限額では保険でカバーしきれないこともある。
通常のエポスクレジットでも補償額が高いが、エポスゴールドクレジットになるとその上限が300万円に!
海外旅行中であれば外国人は地元の社会保険制度に入ってはいないだろうし、そもそも外国人を受け入れられる病院は大抵高い病院だからだ。
保険の上限は高くて損はない。。。
空港ラウンジ無料利用
エポスゴールドカードでは以下の空港のラウンジを無料で利用できる。
国内(19空港) | 羽田空港、成田国際空港、新千歳空港、函館空港、仙台国際空港、小松空港、中部国際空港、大阪国際(伊丹)空港、関西国際空港、神戸空港、広島空港、松山空港、福岡空港、北九州空港、長崎空港、阿蘇くまもと空港、大分空港、鹿児島空港、那覇空港 |
海外 | 仁川空港、ホノルル空港、ホノルルラウンジ |
筆者もこの特典が欲しくてゴールドにした。
ただしコロナ禍でラウンジの利用者も減ってしまったのか、オープンしている時間が短かったり、閉鎖しているラウンジもあるので注意が必要。
それでもラウンジではソフトドリンクやお茶菓子は無料で、防音の聞いた静かな部屋でソファーに座りくつろいで出発を待つ。
旅の途中の小休憩に使わない手はない。
ちなみにあの有名な”プライオリティ・パス”で使えるラウンジとは別なのでそこはご注意を。
キャッシュレス診察可能
エポスクレジットカードは”キャッシュレス診察”ができること。別名キャッシュレス・メディカルサービス。
エポスクレジットが提携している世界中の1,600の病院で、現地決済なしで病院の治療を受けることができる。
しかもそこまでの交通費なども後で申請する事で払い戻しも受けられる。(領収書もらうのを忘れずに)
事前に電話でエポスカード海外旅行保険事故受付センターに日本語で事情を症状などを説明、その後最寄りの提携病院を紹介してくれる。
日本国内&海外での各コールセンターは(日本語対応)こちら
キャッシュレス診察を受けたい場合、必ず事前に電話でセンターに連絡すること。
だた現状インドの地方の病院にはこのキャッシュレス診察をしてくれる病院はほとんど無い。
その場合は一時的に自分が建て替えれば後から申請して払い戻しを受けられる。
少し手間がかかるけどそれも一つの方法。
現地にいながら払い戻しも可能
一度自分で立て替えた治療費や交通費は、状況によっては滞在先にいる間に請求し日本の口座に振り込んでもらうということもできる。
エポスカードの海外保険は通常、治療費や病院までの交通費は帰国後に後日請求になる。(キャッシュレス診察の場合は交通費のみ)
ただしこれはケースバイケースの可能性が高く、できなかったというケースも効いているので事前にコールセンターに確認した方がいいかも。
ETCカード無料
エポスカードはETCカード(VISA)を永年無料で発行できる。
エポスポイントが貯まるだけでなく、紛失・盗難時の不正利用保証(最大61日)も付いている。
エポスカードを作るなら、ETCカード持っておくとお得。
EPOSゴールドの保険適応ルール変更
2023年10月1日以降のエポスクレジットカードのルールが一部変更された。
主なポイントは2つ。EPOS公式HPより
利用付帯になった
エポスの海外保険の適応ルールの改正で”自動付帯”が”利用付帯”になってしまった。
自動付帯と利用付帯を簡単に説明すると、、、
- 自動付帯・・・海外旅行に持っていくだけで利用しなくても保険適応される
- 利用付帯・・・海外旅行の旅行代金をエポスカードで支払った場合に保険適応される
こんな感じ。つまり使わないと保険が効かなくなってしまった。
旅行中の移動の代金をクレジットで使うと、その時点から保険が有効になる。
利用付帯の場合、旅行の移動で対象のカードを利用したことを領収書等で証明する必要が出てくる。これが結構めんどう。
インドではクレジットを使える公共の乗り物は多くない。
オートリクシャはもちろん、タクシーも領収書なんて出してはくれない。
しかもインドで日本のクレジットは使いにくいし、スキミングのリスクだってある。
そう考えると、必然的に日本を出国する際の飛行機のチケット購入などでエポスを使うのが一般的になってくる。
旅行中のどこかで必ずエポスカードを利用(保険の有効化)するのを忘れずに。
補償額の増額
改訂に伴って保険の補償額が増えている。(増額された項目が赤色)
保険の種類 | 2023年9月30日以前 | 2023年10月1日以降 |
障害治療費用 | 300万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | 300万円 |
障害死亡・後遺障害 | 1000万円 | 5000万円 |
賠償責任(免責なし) | 2000万円 | 5000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 100万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円 | 50万円 |
一見保険が手厚くなったように感じるものの、あまり大きなメリットとは言えないのが現状。
というのも、実は増額された項目はほとんど利用する機会がない部分。
例えば障害死亡などであれば、大抵の人はもっと補償額の大きい、海外でも適応される保険に加入している場合が多い。
携行品補償額の増額も、携行品1点あたりの限度補償額が10万円、乗車券などは5万円となっている。
なので高価なノートPCや航空券は補償しきれない場合があることも覚えておいてほしい。
まぁこんな変更がり少々残念ではあるものの、今もエポスゴールドカードは海外旅行者必帯のクレジットということは間違いないのでおすすめ。。。。
EPOSゴールドにする方法
EPOSカードをEPOSゴールドカードにする方法をご紹介。
年会費5000円でゴールドカード入会
年会費5000円(税込)で即ゴールドカードに入会できる。
年会費を払って入会するとしても付帯している海外保険の保証額を考えれば安いように感じる。
カード付帯ではない普通の海外旅行保険であれば、1回の短期旅行で保険額は同じくらいかそれ以上かかってしまうこともよくある。
インビテーションレターをゲット
EPOSカードで一定額以上の利用があればゴールドカードに年会費無料で入会できるインビテーションレターが届く。
しかもインビテーションレターによってゴールドカードにアップグレードできれば年会費は永年無料なのでこちらの方法が断然おすすめ。
さらに一般的なクレジットカードはインビテーションレターが届くまでに必要な利用金額は明らかにされていないが、EPOSカードは最近"EPOSアプリ"を利用して大まかな目標金額を見ることができる。
筆者の場合はEPOSカードを発行して8,9カ月経った頃にインビテーションレターが届いた。利用金額は10万もなかったはず。思ってた以上に早くて驚いた。
EPOSカードの注意点
年会費も無料で海外保険も充実しているEPOSカード、ただ注意したい点が2つ。。
家族カードが無い
家族カードとは家族の1人がカード発行審査に通れば他の家族も同じカードが発行されるというサービス。
一般的な無料のクレジットカードでも家族カードが発行できるカード会社も多いが、EPOSカードは発行できない。
家族一人一人審査を受ける必要がある。
ただ収入が無いというだけで審査に落ちるというわけではないのでご安心を。専業主婦の方でもばっちり発行されているのでご安心を。
ゴールドカードも同様。インビテーションレターを受け取るためにはそれぞれのクレジットカードが一定の利用額を満たす必要があるのでそこは注意。
ブランドはVISAのみ
エポスクレジットのブランドは今の所VISA一択。
多くの人はクレジットのブランドにそこまでこだわらないだろうから大きな問題ではないはず。
VISAは国際ブランドの中でもトップシェアなのでどこでも使えて心強い。
この北東インドマニプールでももちろん使える。
筆者は歯の治療で保険適応になっ↓
EPOSゴールドカードまとめ
今回は海外旅行におすすめの海外保険付帯のクレジットカードEPOS&EPOSゴールドをご紹介した。まとめると、、、
~エポスゴールドカードのメリット~
- 永年無料でゲットできる(条件あり)
- 保険限度額が高い
- 空港ラウンジ無料利用
- キャッシュレス診察ができる
- 自動付帯で有効化の必要なし
- ETCカードも無料
海外旅行に行く前に、万が一に備えてこのエポスゴールドカードを1枚持って行くことを是非おすすめしたい。思う存分海外旅行を楽しめるはず!