「秘境の北東インド行ってみたいけど、、、どうやって行けばいいの?」という方必見の記事。北東インドに行くおすすめのアクセス方法を簡単にご紹介。ここでは通常の乗り換え方法からコロナ渦での航空便の運行状況、バックパッカーのような上級者向けのアクセスルートなども合わせてご紹介。
初めに結論を言ってしまうと、最もおすすめなのはエア・インディア使ってインド本土乗り換える方法だ。
※【最新情報】インド政府は2022年3月27日より国際商用便(通常定期便)の再開を発表。これによりエア・バブル制度も廃止!
関連リンクはこちら(英語)
北東インドの旅行者
今の北東インドの旅行者といえばほとんどが旅行会社が段取りする団体旅行客、もしくは身一つで飛び込むバックパッカーという感じでとても両極端。
「気軽にインドの辺境を楽しんでみたい。」という旅行者にはまだ少々ハードルが高く感じてしまうかもしれない。
それでも最近ではインド政府の外国人観光客の招致や航空網の拡大などの影響もあり、”インドの秘境”とか”インドらしくないインド”としてバックパッカーをはじめ海外からの訪問客は年々増え続けている。
北東インドへのアクセス方法紹介
ここからは北東インドへのアクセス方法をご紹介。今のところ日本から北東インドへの直行便は無い。そのため主な方法はインド本土(メインランド)から国内便で移動、もしくは隣国からの入境という2つの方法になる。
※注 コロナの影響により航空便の運行状況や国境検問所の状況は刻々と変化しています。渡航の際には最新情報を確認してほしい。
アクセスルートその⓵航空便
インド本土の国際空港で一度乗り継ぐ方法。
-このルートの特徴-
- 所要時間が最短
- 体力的に楽&安心
- 時間道理で計画が立てやすい
- 他の方法より割高
具体的なルートの例としては、、、
・成田発
成田(NRT)⇒ニューデリー(DEL)⇒グワハティ(GAU)[Guwahati](アッサム州)
成田(NRT)⇒デリー(DEL)⇒インパール(IMF)[Imphal](インパール州)
他にもチェンナイ、コルカタ、ムンバイなどを経由して北東インドに入域することができる。
関空から出発する場合は、第三国のタイやドバイを経由する必要がある。例えば、、、
・関空発
関西空港(KIX)⇒タイ バンコク(BKK)⇒ニューデリー(DEL)⇒グワハティ(GAU)[Guwahati](アッサム州)
関空は今後の路線拡大に期待。。。
↑こちらはバンガロールの空港
北東インドの空港就航情報
ここで北東インドの外国人が良く利用する主要な空港ご紹介。
主要空港 | 州 | 主な就航都市 |
グワーハーティー国際空港(Guwahati International Airport)[GAU] | アッサム | デリー、コルカタ、ムンバイ、ゴア、チェンナイ、バンガロール [全20路線] |
インプホール国際空港(Imphal International Airport)[IMF] | マニプール | デリー、コルカタ、バンガロール、アガルタラ [全7路線] |
シルチャル空港(Silchar Airport)[IXS] | アッサム | コルカタ、バンガロール、ムンバイ [全5路線] |
レングプーイー空港(Lengpui Airport)[AJL] | ミゾラム | デリー、コルカタ [全5路線] |
ディマプル空港(Dimapur Airport)[DMU] | ナガランド | デリー、コルカタ、バンガロール [全3路線] |
ジョルハート空港(Jorhat Airport)[JRH] | アッサム | コルカタ [全2路線] |
パキョン空港(Pakyong Airport)[PYG] | シッキム | コルカタ [全2路線] |
シロン空港(Shillong Airport)[SHL] | メガラヤ | コルカタ [全1路線] |
↓↓これが上の8つの空港をグーグルマップ上で表したもの↓↓
GoogleMapで見る方はこちら→https://goo.gl/maps/vzdkVuZYY4u7BCyZ9
アクセスルートその⓶陸路(上級者向け)
こちらはバックパッカーなどの上級者向けルート。隣国のミャンマーやバングラディッシュから国境を越えて北東インドに入国する。
-このルートの特徴-
- めちゃくちゃ安い(数千円)
- 隣国も一緒に旅できる
- 体力的にキツイ
- 時間通りにいかない
- 状況が日々刻々と変化する
- 危険
- 現地の人とのコミュニ―ケーションが必要
移動には国境バスや乗り合いバスを利用する。
そのため飛行機を使ったインド本土からの入域よりもはるかに安く移動できる。
ただ慣れない土地でバスチケットを購入し、バスに乗って越境、出入国手続きをしてまたバスを探すというこれを全て自力でしなければならない。もちろん日本語なんて通じない。
バックパッカーで隣国も一緒に旅行したいという人にはおすすめ。でもリスキーなので万人受けするルートではない。
具体的なルートの例としては、、、
・バングラディシュルート
シレット⇒スルマ渓谷を越えてダウキ[Dawki](メガラヤ州)
・ミャンマールート
タムー⇒モレー[Moreh](マニプール州)
注意点としては入出国手続きが必要になるので税(Travel Tax)の申告が必要になる事がある。
また国境検問所は主に現地の人の生活のために利用されるもので、外国人はすべての国境検問所を利用できるわけではない。
その時の治安によっても変わるので事前に確認する必要がある。
現在の航空便によるアクセス制限【近日廃止予定】
現在コロナの影響を受けて日本からインドへの定期航空便が引き続き規制されている。
今のところ日本⇔インド間の国際線は全て国で定めた最低限の定期便のみが”エア・バブル”方式で運行されている。
エア・バブルとは2国間で結ばれたコロナによる規制を緩和するための措置のこと。
以下は在日インド大使館によるエア・バブル制度の詳細[英語]
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/public_files/assets/pdf/pdf_27112020.pdf
※【最新情報】インド政府は2022年3月27日より国際商用便(通常定期便)の再開を発表。これによりエア・バブル制度も廃止!
関連リンクはこちら(英語)
以下の定期便に加えてインド各州で取り決めた臨時便が運航されている。
・日本航空[JAL]
羽田⇔デリー | JL39/JL30 |
成田⇔バンガロール | JL753/JL754 |
JAL公式:https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/fare/area/india.html
・日本航空[ANA]
羽田⇔デリー | NH837/NH838 |
成田⇔ムンバイ | NH829/NH830 |
ANA公式:https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/promotions/asia-network/787-9/
・エア・インディア[Air India]
成田⇔デリー | AI307/AI306 |
Air India公式:https://www.airindia.in/
・ヴィスタラ[Vistara]
羽田⇔デリー | UK84/UK83 |
Vistara公式:http://www.airsystem.jp/uk/index.html
北東インドへのアクセス方法まとめ
日本からの北東インドへのアクセス方法をご紹介した。乗り換えや所要時間を考えると最もおすすめなのが、、、
成田/羽田からインド本土を経由するルートが一番現実的かつ楽なアクセス方法。中でもエア・インディアがリーズナブルで利用者も多い。
空港も運航路線も今後増えてゆくものの今のところこれが最適解だ。是非北東インドに渡航する際の参考にしてほしい。
マニプール州への詳しいアクセスに関する情報はこちら。
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