タンクール族の秘境の村ラムレイ(Ramrei)を訪れる

今回はマニプール州北東部のラムレイという村に行ってきた。タンクール民族の住むのどかな村。

大きな観光地ではないけど、Ramrei Water Parkという公園がある。

インパールの喧騒を出て、静かな場所で綺麗な空気の中一休みできるローカルの人たちに人気のピクニックスポット。

道中の景色も美しく、筆者お気に入りの場所。

公園までの道もアスファルト舗装されていて走りやすい。交通量も多くないのでのんびりツーリングを楽しめる。

ラムレイ(Ramrei)とは

ラムレイはマニプール州の北東部に位置する村。

有名な場所ではないけど、近くにはキャンプサイトなどもあって休暇を過ごすにはぴったりの場所。

主な特徴は、、、

インパールから40分くらい

ダムの湖畔にあるRamrei Water Parkでアクティビティが楽しめる

現地の住民はほぼ全てタンクール(Tankhul)族

Ramrei Water Parkは最近本格的に整備され始めた観光スポット。

でも公共の乗り物を使ってたどり着くのは難しい。

大抵はオートリクシャと直接交渉して行ってもらうしかない。

今回はそんなラムレイビレッジに行ってきた。

インパール出発

ラムレイはインパールから近くアクセスがいい場所にあるので、たくさんの装備は必要ない。

インパール市内を出てしまえば渋滞もなく走りやすい。

ラムレイまでの道のりの70％は平地を走り続ける、途中の山々が美しい。

麓に広がる広大な水田は収穫期になるとあたり一面が黄金色に変わる。

ラムライ(Lamlai)を通過

この辺りにはカブイ族のコロニーがある。

川で洗濯物をしたり、子供達がサッカーをしていたり、道を走っているだけでも地元の人の生活が見えてくる。

ここを通っている202号インパール・ウクルルロード（別名Imphal-Jessami Rd）には野良牛が多い。

平地のため放牧されている牛が道路脇を歩いていたり、道で座っていることがよくある。

特に注意なのが紐の付けられた牛、この紐が道路を横切っている時がある。

こんな牛↓

牛が動けば、緩んで落ちていた紐が道路を横切るように急にピンと張るので危険。

紐をつけた野良牛の道路横断には要注意！

牛の動きはほとんど読めない。

筆者もこの紐をバイクで切ってしまったことがある。太い紐ではないので牛に怪我はない。

サバングコック(Sabungkhok)を通過

サバングコックの村を越えるとすぐに右に入る道が出てくる。

白い大きなゲートがあるのでわかりやすい。地図で言うとココ↓

ここからは山を登って行く。

途中の村は広い庭がついた綺麗な家が並んでいる。

庭のパパイヤの実、放し飼いの鶏、子供たちの遊ぶ姿。とってものどかな風景。

空気が澄んでいて、途中の景色もとても美しい。

ラムレイ(Ramrei)に到着

ラムレイ村に到着。

ラムレイは山の山頂にあるので、ここからウォーターパークのあるダムが見えてくる。

そこから数分降ればラムレイウォーターパークに到着。

入場料はたしか一人20ルピーくらい。中ではローカルの人たちがピクニック中。

歌を歌ったり、みんなで踊ったり。今日は賑やか。

遊泳ボートもある。

これは地元の人に聞いた話。

このダムの底には村が一つ沈んでいる。

かつてその村に続いていた道が、今はダムの中へと続いている。

治水のためにダムが建設されることになって、村の住人は左右両側の山に引っ越すことになったらしい。

当時その村で一番高かった教会の建物の頭だけがダムの水面に小さく顔を出している。

ダムの両側の山をつなぐ渡し船があるらしい、いつか乗ってみたい。

バイク旅 ~ラムレイ(Ramrei)編~まとめ

今回はマニプール州ラムレイビレッジまでのバイク旅を記事にした。

インパールの喧騒に疲れたら、空気が綺麗で静かなラムレイビレッジでリフレッシュしてほしい。

今回は随分マニアックな場所だけど、とってもおすすめの場所だったので今回記事にしてみた。

: インパールからナガランド州境へひたすら走る~セナパティ(Senapati)編~

今回はマニプール北部にあるセナパティにバイクで行って来た。というのも、ある日滞在していたホテルのロビーでセナパティにも日本のように地元の”桜まつり”があることを知った。桜まつりの情報収集も兼ねて行ってきた。

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