マニプールでの生活

[インドの秘境] 北東インドマニプールの物価を調べてみた!

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筆者が生活していたインドの辺境の都市マニプールをメインに他のいくつかの都市で滞在して調べた物価をご紹介。

物価の違いがわかりやすいように、日本人にも馴染みのある比較しやすいものを選んでみた。

経済成長の目まぐるしいインドで日本人が生活するのに必要な費用がいくらかかるのか、インドでの生活費が気になる方の参考になれば嬉しい。

北東インドマニプールの物価

インドは住む場所によって物価もそこそこ変動する。しかもインド全体の物価も変動し続けている。

特にコロナ後は家賃や物価が上昇傾向にある。

以下は筆者がマニプール+他のいくつかの都市で滞在して調べた物価の一例。1ルピー=1.8円で計算している。

水 500ml:10ルピー(約18円)

飲料水は10ルピー(約18円)

街中ではほとんどどのメーカーでもこの値段。

レストランで水を注文すれば20〜30ルピーくらい、空港では50ルピーから70ルピーくらいに値上がりする。

最近では随分少なくなったらしいけど、中身が飲料水でない偽物の水が売られていたこともあるらしい。

外の売店などで買う際には最低限キャップが新品かどうかくらいは確認しておこう。

チャイ:10ルピー(18円)

路肩にある小さいお店でちょっと腰掛けて飲むチャイであれば大体10ルピー。

100cc~150ccくらいの小さなコップで売られている。西ベンガル州のコルカタではさらに小さなコップで5ルピーで売られている。

何も言わなければ激甘なので、注文時に砂糖の量を伝えておこう。

ガソリン 1L:106ルピー(190円)

実はインドのガソリンは日本と同じくらい、もしくは少し高い。

特にマニプールは地方都市で輸送にコストがかかっているというのも理由の一つ。

都市部ではもう少し安くなる。ちなみに軽油は85〜90ルピーくらい。

日本と比べて燃料の価格の変動はほとんどない。

公共の乗り物

オートリクシャ:初乗り20ルピー(36円)

インドでの有名な乗り物オートリクシャ。

日本が明治時代にインドに持ち込んだ人力車がルーツらしい。

なので名前が”リクシャ(rikshaw)”

タクシーのように自分の行き先を伝えて乗るReservedであれば大体150ルピーは必要。

決まった道を路線バスのように走っているリクシャであれば初乗りは大体一人当たり20ルピーから

UberやOlaの配車サービス:初乗り 約150ルピー(270円)

都市部になると外国人もUberやOlaといった配車サービスが利用できる。

前もって決められた金額で予約できるので、ぼったくりなどのトラブルに遭いにくくておすすめ。

しかもオートリクシャと違って複数人で乗っても同じ値段なので、旅行で友達と利用する場合は配車サービスを使おう。

ファーストフード

インドのマクドナルドやケンタッキー、サーティーワンアイスクリームの値段は日本とほぼ同じ。

現地の人にとっては贅沢品。

ちなみにインドのマクドナルドはチキン系もしくはベジタリアン用のメニューのみ

電子機器

電子機器類もほとんど日本の同じ値段。

Appleのデバイスに関してはむしろ日本で買った方が安く手に入る

中古のデバイスは特に日本の方が綺麗で質が高く安い。

インドの中古デバイスは質の割に値段が高いものが多い。これはバイクや車も同じ。

家賃:12,000ルピー〜(22,000円〜)

家賃は住む場所や家のサイズなどによって大きく変わる

マニプールの州都インパール市内であれば二人暮らしができるサイズで大体12,000~20,000ルピー(21,600~36,000ルピー)

安い物件はたくさんあるけど、外国人がローカルと同じように生活することはできないので、安全のためにもある程度いい家に住むのがおすすめ。

大抵の日本人は1ヶ月以内の短い滞在の場合が多いので、その場合はAirbnbを使って家を探すのがおすすめ。家主が親切な方であれば色々助けてくれるから。

携帯料金:150ルピー〜(270円)

インドの携帯料金は日本よりもはるかに安い

例えばエアテル(Airtel)のSIMは、毎日データ通信量1.5GB、通話は無制限、5G対応の回線、約3ヶ月分のプリペイド式で1ヶ月たったの240ルピー(約432円)!安い!

ただし外国人は基本的にアダールカード(インド版マイナンバーカード)を持っていないとローカルと同じSIMカードは購入できない。

パスポートでSIMを手に入れるには有効期限3ヶ月付きのトラベルSIMもしくはポストペイドSIMを購入することになる。

それでも日本の携帯料金よりもはるかに安い(確か400ルピーくらい)。

外国人として暮らす際のポイント

日本人がインドで外国人として生活するときに意識しておきたいポイントが一つ。

最低限の安全・安心はお金で買うようにしよう。」

日本であれば、最安値の商品やサービスでも大抵それなりの品質があるもの。安い食品や家であっても我慢すれば住める、暮らせる、食べられるという感じ。

でも海外は日本とは違って商品やサービスも安いものは本当に低品質なものが多い

ローカルではない私たちはそれを見極めるのが難しい。しかも安さの理由が安全を犠牲にしているという時もある。

食べ物はもちろん、インドで住む場所を選ぶ時は、ホームステイ先でもホテルでも値段が安すぎる場所には気をつけよう。

外国人にとっては危険な場所も出てくるから。

北東インドマニプールの物価 まとめ

今回はマニプールをメインとしたインドの物価をご紹介した。

インドの日常生活でどれくらい生活費がかかるのかイメージする際はこの記事を参考にしてみてほしい。

 

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