インド旅行や滞在にはアンドロイド携帯を持って行くのがおすすめ。その理由を筆者の実体験からご紹介。
これからインド旅行もしくは出張などを計画している方には知っておいてほしいインドの知識。
インドにはAndroid携帯を持って行くべき理由7つ
筆者はインドにiPhoneもAndroid携帯も持って行くのでインドでの両者の使い勝手がの違いをよく感じる。
この記事ではiPhoneとAndroid携帯の両者を比較して、Android携帯がおすすめな理由をご紹介。理由は一言で言ってしまえばインドではAndroid携帯が主流だから。
インドの携帯出荷台数を見ると2022年の時点でApple社はたったの4%。
インドは携帯の市場規模が世界第2位、しかも急速に普及が広がっている。なのにシェアのほとんどをAndroid携帯が占めている。
インドの携帯出荷台数,2022年の時点でApple社はたった4%
携帯端末の盗難リスク
まず一番心配すべきなのが携帯の盗難リスク。
インドでは端末価格の高いiPhoneを持っている人が少ない。使っている人も昔のモデルのiPhoneを中古で購入しているという感じ。
最近のモデルのiPhoneを持っていると目立つので盗難被害に遭う可能性が高くなる。あの銀色のリンゴマークが、、、
その点Android携帯であれば安い端末であれば万が一盗難にあったとしても被害額を最小限に抑えることができる。インドではほとんどの人がAndroid携帯なので目立つ心配もない。
iPhoneをインドで使うのであればせめて背面のアップルマークは隠しておいた方がいいかも。
Androidの方が使えるアプリが多い
インド人の大多数がAndroid携帯を所有しているので。アプリの開発はたいていAndroid OSが先。
リリースされて間もないアプリやマニアックなアプリだとiPhoneのiOSに対応していないものがある。使えるアプリの数が違う。
インドで生活しているとちょくちょく「このアプリiOSに対応してないじゃん!」となってちょっと仲間はずれにされた気分になる。
アクセサリーの種類&価格が違う
インドではiPhone用のアクセサリーがない、見つからない。インド版Amazonの中でもなかなか見つからない。
あってもなぜかカッコ悪い。しかも高価なiPhoneを守るには心もとないケースやフィルムしかない。
これもインドではAndroid携帯が主流というのが原因。悲しい、、、、
そしてインドではiPhone用のアクセサリーが高い!
iPhone のアクセサリーなら日本の方が遥かに充実しているし安い。
Android携帯は多種多様の機種があるにも関わらずインドではアクセサリーがたくさん見つかる。インド版Amazonの中でもアクセサリーの種類が豊富。
Android携帯はデュアル物理SIM端末がある
日本に住んでいるとあまりデュアルSIMの必要性を感じないかもしれない。
でもインドの人たちはたいてい電話番号を2つ3つ持っている。(というより海外では結構多い)
理由は様々、ビジネスシーンとプライベートで番号を分けていたり、数種類のキャリアのSIMを使ってどこにいても電波を拾えるようにしているみたい。
またインドの人たちは結構簡単に電話番号を交換している、筆者もインドでは外国人ということでいろんな人から電話番号を聞かれる。
そんな時に教えてもいいサブの電話番号も持っていると色々と便利、気まずい雰囲気を避けられる。
iPhoneはeSIMには対応しているけれど物理SIMが2枚入る端末は日本国内では手に入らない。海外ではSIMの挿し替え作業が多くなるので理想的なのは物理デュアルSIM。
ちなみにこれがRedmi 9TのSIMトレー。物理nanoSIM2枚とmicroSDがセットできるトリプルスロットと呼ばれるタイプ。
インド滞在中はインドのSIMを1枚、さらに使わない日本のSIMも端末の中に挿しておけば紛失する心配もなくて安心。
Android携帯であればデュアルSIM携帯で比較的安い端末があるのでおすすめ。
ライトニング端子は充電に困る
iPhoneが最近になって充電端子がUSB Type-cに変更されたけど、今もiPhoneのほとんどはまだアップル製品専用のライトニング用ケーブル端子。
そのため旅行中はiPhone のために常にライトニングケーブルを持っている必要があるし、Android携帯の友達と充電ケーブルをシェアすることもできない。
旅行中はしばらく携帯を充電できない時もあるので、これは結構痛いポイント。
Android携帯であれば充電ケーブルを忘れてもなんとかなる、すぐにケーブルが購入できるし人から貸してもらうこともできる!
ちなみにインドのコンセント事情に関してはこちらの記事をチェックしてほしい。
-
[保存版]インドのコンセントタイプ 形状&電圧は?おすすめの変換プラグと変圧器を紹介!
インドのホテルや一般家庭にあるコンセントについてご紹介する記事。
この記事1つでインドのコンセントのことがほぼ全てわかるように詳細に書いてみた。続きを見る
汚れる、埃まみれになる
『インドではケータイが本当に汚れるし壊れる!」
筆者がインドではAndroid携帯をすすめたい一番の理由はこれかも、、、
ありとあらゆる粉塵と汚れの中、iPhoneも知らないうちにスピーカー部や充電端子の部分。スイッチ周りが埃で茶色くなってしまう。携帯にとっていいわけない。確実に寿命は縮んでいると思う。
携帯が汚れるスピードが日本とはケタ違いで本当に驚く。この点は過去にXでもツイートされていた。
インドなう。大気汚染が相変わらず深刻。中国の比ではなく50ヶ国行った私史上ワースト。5年前インドに来た時iPhone天気に「ほこり」と表示されてたけど表示されなくなってた。スマホを触ってると塵やほこりで指がザラザラしてくる。 pic.twitter.com/AenFPnIRAA
— 海外避難生活みさちゃす🇹🇭 (@misachasu0209) December 22, 2022
高価なiPhoneはジップロックにでも入れて使おう!
写真&データのシェア
周りの人がAndroid携帯を持っていて自分だけがiPhoneだと、写真やデータのシェアをしたい時に困る。
Whatsappなどのメッセージアプリを使うこともできるが、データの通信量を消費してしまう。それかデータ転送アプリ"SendAnywhere"が使える。
iOSとAndroid OS間でデータの転送ができるアプリ↓
-
[無料]旅先でiPhone⇔Android間のデータ転送は"Send Anywhere"!使い方をご紹介!
iPhone(iOS)⇔Androidスマホ端末間でのデータ転送する最強無料アプリ Send Anywhere をご紹介。海外旅行中に「今撮った写真をここでシェアしたい!」「その資料今スマホに送ってほ ...
続きを見る
日本ではiPhoneユーザーが多いのでAirDropで簡単に共有できるのでAndroid携帯の方が疎外感を感じるかもしれないが、インドではそれがまさに逆になる。
そんな時なぜか自分がiPhoneであることが少し申し訳なく感じてしまう、、、
筆者はXiaomi Redmi 9Tを使用
筆者はインド用にAndroid端末にXiaomi Redmi 9Tを使っている。
これを選んだ理由は、、、
- 安い
- 4眼カメラの性能がいい
- バッテリーの駆動時間が長い
- デュアル物理SIM対応
- Xiaomi Smart bandとの連携ができる
- インドの電波の周波数帯にも対応している
- インドではXiaomiがシェア1位
こんな感じ、インドの携帯の周波数に関してはまた別の機会に解説。
今もインドで大活躍中。
インドにはAndroid携帯を持ってゆくべき理由まとめ
以上がインド旅行にはAndroid携帯を持って行くべき理由。
言ってしまえば高価なiPhoneを守るため。
Androidは選択肢が多くて安価なものでも性能の良いものがある。しかも物理デュアルSIM対応端末がある。
最近の日本の携帯ラインナップの中ではインドに持っていくAndroid携帯はこんな感じのものがおすすめ。
- ハイコスパで元々サブ機としても人気
- デュアル物理SIM対応
- 防水だけでなく防塵機能もついているIP52
- 5000mAh大容量バッテリー
- Xiaomiはイントでシェア1位(2022時点)
- Android 12ベースのOS
さらに5G対応端末が欲しいという方にはこれ、OPPO Reno7 A。
OPPOもインドではポピュラーなメーカー。
5G対応、デュアル物理SIM、18wの急速充電にも対応。
この2つの端末を選んだ理由はこちらの記事に↓
-
[2024年最新版]インドにはAndroidスマホを持っていこう!おすすめ厳選BEST5
「インド旅行に行くならiPhoneでなくAndroidスマホを持っていこう!」ということで海外旅行におすすめのAndroidスマホを筆者がランキング形式でご紹介。海外の携帯事情も考えてサブ機を選べば旅先で強力なトラベルガジェットになる、きっとあなたの海外旅行を2倍3倍も安全かつ快適に愉しめる。
続きを見る
インド旅を快適に楽しんでもらえるよう、今回の記事も少し参考にしてみてほしい。