インドのホテル選びで失敗しないポイント6つ[体験談付き]

今回はインドのホテル選びで失敗しないポイント6つを筆者が日本人旅行者の目線で徹底解説。

バックパッカー界隈では「インドに行って初めて一人前」と言われれるほどインドは他の国よりもいろんな意味でレベルが高い。

今や世界最多の人口、巨大かつ驚くほどの多様性を持つインドでは、海外旅行経験者であっても日本人には予想もできないトラブルが平気で降りかかってくる。

つまり”インドを楽しむ極意はホテル選びにあり”といってもいいくらい大切なので、この記事是非参考にして見てほしい。

インドでのホテル選び ポイント6つ

日本人旅行者がインドでホテルを取る際に是非チェックして欲しいポイントをいくつかご紹介。

もちろん他にも気を付けるべきポイントはあるものの、この6つは最低限確認して欲しいというもの。

①外国人が泊まれるか

インドに限った事ではないが、海外ではそもそも外国人が泊まれないホテルがある。

インドの場合は外国人がチェックインする際に、ホテル側は外国人利用客の名前、国籍、住所、電話番号、目的、滞在計画、パスポートの顔写真などを全て国に報告する必要がある。

ただ厳格なものではなく、この登録のためにチェックインの時にパスポートの提示を求められるというだけ。

いまインド政府はこの手続きを今後1つのアプリだけで出来るように勧めている。詳しくはこちらの記事に、、、

筆者は以前ネットでホテルを契約したら数分後にホテルから電話が掛かってきて理解できない言葉でまくし立てるように何かを話して来た。

よく分からず「Okay~Okay~」と言って済ませたが、後になって外国人という事を理由に予約をキャンセルさせられていたことが分かった。

しかもそれが当日のホテルのカウンターでチェックインする時になってようやく判明。。。

とりあえず他のホテルを紹介してもらったが新たなホテルに行くタクシー代とホテルの追加料金で予算の4倍くらいの激しい出費になってしまった。

それでも知らない海外でホテル難民になるよりは遥かにましだった。

最近はネットで予約する際に事前に外国人かどうかチェックするサイトもある、それでも不要なトラブルを避けるためにもあらかじめ自分でもチェックしておくのがBetter。

一般的にはBooking.comで泊まれるホテルは大抵外国時もＯＫ。MakeMyTripは基本インド人のインド国内向けのアプリなので、予約の時に確認したほうがいい。

②送迎サービスがあるか

泊まるホテルに送迎サービスがあるかも大切な要素。

外国人旅行者がよく被害に遭うのが移動の際のぼったくり。空港や駅で声をかけてくる流しの白タク（未登録タクシー）やオートリクシャには要注意。

送迎サービスが無い場合はUberやOla（インド版Uberみたいな）を使って決められた運賃で乗れるタクシーを使うのが普通は最適解。

ただマニプールではUberやOlaは使えない！外国人はオートリクシャを使うしかない。

マニプールではぼったくり料金とまではいかないものの、交渉前提で初め言われる料金は高めなので、ここで頑張って値段交渉してみよう。

マニプールで外国人がオートを乗る時の助けになればと思いこんな記事も書いてみた。

こちらはマニプールでのオートの乗り方。

こちらは乗り降り&値段交渉で使う便利なワンフレーズもここに、

運賃の値段交渉はインドではごく普通のことなのであまり遠慮しなくていいと思う。やりすぎはNGだけど。

値下げをしたって親切なドライバーは親切だし、運転の荒いドライバーは相手の言い値で乗っても荒いから。

③Wi-Fiはあるか

「今どきWi-Fiが無いホテルなんてあるの？」という方。インドにはまだ”まだ”Wi-Fiの無いホテル（宿）あるのでご注意を。

もっと言うとWi-Fiがあると言っても、とてつもなく遅く全く使い物にならないという時もある。

ただしWi-Fiの速度は日によって、時間帯によっても大きく変化するのでホテル側も対処できない場合が多い。インドのバックパッカーからすればこれはあるあるの話。

間違ってWi-Fiがつながらないホテルに泊まってしまった時のために、海外で使える周遊SIMカードも日本で準備しておくのがおすすめ。こちらがおすすめの海外旅行用SIMカード

④夕食付か

インドの都市部には外国人が夜の街を楽しむことができる場所も多いが、地方になると少し事情が異なる。

北東インドは夜は早めに店じまいをしてしまう所が多い。夜の街を歩いていると早くホテルに帰るように警察に注意されることもある。

マニプールなどの地方でも外国人が夕食を求めて夜の街を歩くのはオススメしない。

夕食が食べられるホテルかどうかも事前にチェックしておこう。

⑤コンセントがあるか＆使えるか

インドのホテルにはコンセントが少ない！安い宿ほどこれは言える。

あったとしても壊れて使えないという事も。

今の時代、海外の滞在先でスマホが充電できないというのは死活問題になる。

コンセントが使えるかどうかまでネット情報だけで確認するのは難しいものの、せめてデスク周りかベッド周りにコンセントがあるかどうか、できる限り写真で確認しておきたいところ。

コンセント問題に加えてインドでは停電も起こる。そんなときのためにもモバイルバッテリーはインド旅行者には必須アイテム。

筆者がお勧めするのはAnker製のモバイルバッテリー。数年間ずっと使っていてもまだまだ現役、品質が高いので旅先でも安心。

こちらは2ポート急速充電PowerIQ搭載かつ大容量20000ｍAhのAnker製モバイルバッテリー。

プラス急速充電対応の全てのコネクタ形状対応のオールインワンのAnkerケーブル。これ１セットあればひとまず海外でも安心できるはず。

あとコンセントが使える場合、形状変換ソケットとタップコンセントなどを持っていると、複数台の充電にも対応できるし、モバイルバッテリーを朝まで同時に充電しておくこともできるので一つは準備しておくといい。

筆者がいつも携帯している変換ソケット＆タップコンセント。非常にコンパクトで海外旅行や出張の時におすすめ。

これは2個セット、家族や友人と旅行に行く時はこっちがお得。

こちらは海外のいろんな形状のコンセントに対応している。これ一つでほとんどの形状のコンセントに対応できる。

インドだけでなく世界のコンセント形状に対応しているプラグが欲しい方にはこの２つがおすすめ。

↑日本製で頑丈、旅先でも安心。

 インドのBFやCタイプのプラグ形状に対応している。2年の保証付。

それと、インドのコンセントはなぜか床から150cmくらいのところに設置されていることが多い。

なぜなのかはよくわからない、場所によっても違う、、、ネズミ対策？

なので下のようなケーブルが2mくらいあるコンセントタップがあるととっても便利。

インドの220V電圧にも対応していてUSBタップもあってパーフェクト！重たいアダプターを持ち歩く必要もなし。

インドは電圧が日本と違うとこに注意してほしい。インドは220Vなので通常100V-240V対応の電気製品以外を使うときには変圧器が必要になる。変圧器は下の記事で紹介している。

自分の持ち物が対応しているか確認しておこう。旅先で壊れちゃうから。

インドの詳しいコンセント事情について徹底解説してみた↓

⑥エアコン＆ホットシャワーがあるか

インドのホテルはエアコンはあっても使えない、シャワーがあってもホットが使えないなど事実上のエアコンなし、ホットシャワーなしのホテルがある。

特に1年を通して温かい時期が長い場所ではエアコンやホットシャワーは使わない人も多い。ローカルのインド人などはみんなそんな感じ。

日本人も旅行する季節によっては不要だという方もいるかもしれない。

不要であれば安い宿にも泊まれるのでそれはそれでおすすめ。

インドでホテルを選ぶ時にはリスクヘッジを

意外とうっかり忘れることも多いものの、失敗しないホテルの選び方は、、、、”先に部屋を見せてもらう事”。結局これが一番！

何度もインドでホテルを使っているとそれが習慣になってくる。

原始的な方法だけど、インドではホテルごとの品質の差が激しいし、肝心なネットの情報はあてにならないのでこれが一番確実。（高級ホテルであれば大丈夫、、、たぶん）

さらにホテルを選ぶ時には第2、第3候補も考えておくことでリスクヘッジをしておいてほしい。

失敗しないホテルの選び方は、、、、”先に部屋を見せてもらう事”これが一番！

選択肢を1つだけにしてしまうと、そこがダメになった時にあっという間にホテル難民になってしまう。望んでないのに高いホテルにしぶしぶ泊まるというのも悲しい。

インドでは場所によっては外国人が泊まれるホテルがそもそも非常に少ない所もある。しかも有名な観光都市でも。

いくつかの候補を前もって選んでおけば、何かあった時にすぐホテルを変更できる。時間の節約にもなるのでとってもおすすめ。

インドでのホテル選び まとめ

今回はインドでホテルを選ぶ時の6つのポイントをご紹介した。

もちろんインド旅行がただ危なくて大変と言いたいのではなく、事前の少しの予備知識と準備があれば余計なトラブルに遭わずに快適に過ごせるという事。

せっかくのインド旅行を満喫するためにも。転ばぬ先の杖としてこの記事のポイントを少し頭の隅に置いておいてほしい。

ちなみに北東インドマニプールのおすすめホテルに関してはこちらの記事をどうぞ。もちろん全て外国人OK。