この記事ではインド北東部のマニプール州インパールで広く使用されている支払い方法をご紹介。
ビジネスにおける支払い方法について広く説明したりするものではなく、あくまで一人の外国人観光客として簡単&安全な支払い方法を考えてみた。
実際に訪問する前に、現地の決済方法を知っておけば支払いで困ることは無くなるはず。
結論から言えば、結局外国人観光客にとって一番現実的かつ安全な支払い方法は”現金”一択だ。
マニプールでの支払い方法
マニプールでの主な支払い方法
マニプールで利用できる支払い方法はこちら
- 現金
- UPI
- デビット/クレジットカード
現金支払い
商品を購入するための最も一般的な支払い方法の 1 つが現金支払い。マニプールで今でも広く使われ続けている。
小さなお店から大きなお店やショッピングエリアまで、公共交通機関、公園、駐車料金、野菜の購入などすべて現金ですぐに利用できる。
マニプールのインパールには、現金支払いしか受け付けないお店がまだまだたくさある。
現金支払いで注意して欲しいのが、”高すぎる紙幣は断られることがある”ということ。細かいお釣りがないと言われてしまうのだ。
高くても500ルピー札で支払いするのがおすすめ。
またお釣りでたまに渡されるボロボロの紙幣に要注意。次に自分がその紙幣を使おうとすると断られてしまうようになる。
こちら今回筆者が掴まされてしまった200ルピー札
一見問題なさそうに見えるが、、、
真ん中の折っている部分がかなり弱くなっていて、上下から裂け始めている。
こうなるとどこのお店も受け取ってくれなくなるので注意してほしい。
破損したお金をつかまされた時の解決策はまた別の記事でご紹介。
UPI支払い
UPI(Unified Payments Interface)とはインドのリアルタイム支払いシステムのこと。
covid 19 の世界的大流行が世界を襲う中、マニプールでも電子決済(UPI)がこれまで以上に人気になってきている。
以下は、UPI支払いを可能にするいくつかのアプリ
- Google Pay (G-Pay)
- Pay Pal
- Paytm
- Phonepe
- Amazon Pay etc
電子決済の場合おすすめしているのが G-Payだ 。安全、迅速、便利。
G-payの支払い用のQRコード
こちらはPaytm
こんな感じでお店の見やすい場所に掲げられている。
カフェでもローカルな大衆レストランでも、本当に小さな売店でも電話番号とQRコードで支払いができるようになってきた。
G-Pay はインパールのほとんどの場所で受け入れられていて、受け入れられる場所には「G-Pay accepted here(G-Pay はここで受け入れられました)」というサインもしくは G-pay スキャンコードが会計台の近くにあるはず。
デビット/クレジットカード
日本のデビットカードやクレジットカードは使えるものと使えないものがある。何を基準に分かれるのか私もまだはっきりわからない。
利用可能な銘柄のカードを試しても、使えない時があるし、使える時もある。
会計時に長く待たされたり、何度もトライして二重決済などになってしまうのは嫌なので筆者は個人的に使わないようにしている。
どの外国でも同じことだが、特に日本のクレジットカードを使用する時は”スキミング”に注意して欲しい。
「カード読み取り端末の調子が悪い。」と言ってこちらの見えないところでカードを処理しようとしたり、スキミング用の端末にすり替えたりされることがあるらしい。(マニプールではまだ聞いてないけど、、、)
クレジットを使用する場合はスキミングに注意!
クレジットカードを使うのであれば大きなお店、ある程度高いグレードのお店で利用して欲しい。
年齢別の人気のある支払い方法
少し余談になるが、ここマニプールでも世代の違いにより人々は支払いの好みが異なる。
若い世代はモバイル決済を好み、現金、デビット/クレジットカードがその後。
中高年では電子決済を使用する人は少なくなり、現金による支払いを好むよう。
いずれにしても現金完全ゼロで生活するのは難しい。それがマニプールのインパールの現状だ。
まとめ
今回はマニプールで外国人の支払いに最も適した支払い方法をご紹介した。
結局は初めにも書いた通り”現金が最強”、特に500ルピー以下の紙幣を持つようにしよう。
電子決済はマニプールでも非常に便利で迅速かつ安全な支払い方法として普及してきている。
ただマニプールのインパールでは現金支払いのみを受け入れる場所がまだまだあり、電子決済には制限があるのも現状。
決済方法に関しても毎年多くのことが変化・発展しているマニプール。数年後、国全体がキャッシュレスになる可能性もある。ただ現時点では現金最強ということで!!